月曜日は、体が鈍らないように「お出かけ」をする日にしている。晴れていれば自転車(最近は健康のために徒歩も)、雨の日でも街なかをウロウロするか、バスで図書館なんぞに出かけたりしてるんだけども、今日は大分バスの1日乗車券とはどんなものかを知りたくて、大分バスの総合案内所に行ってみた。
20年以上住んでた広島の1日乗車券といえば、どうしても広島電鉄(路面電車・宮島線)の1日乗車券と比べてしまうんだけども、使う日付のカレンダーをスクラッチで削って使うタイプなので買いだめしていつでも使える、またわりと買える場所が多くて、車内でも買えるのでその日最初の1乗車目から乗り放題の対象にできる、ものすごく使い勝手のいいものだったわけ。
大分バスの1日乗車券は、こういうタイプ。
こちらは市内均一区間(100円・160円)だけ乗り放題になる「1日乗車券ミニ」なんだけども、昔の定期券と同じデザインの、台紙に日付のスタンプを押してその場でパウチして渡してくれるもの。
えーマジでー。今どきこんな1日乗車券があるのか、っていう(笑)
というのも、大分バス総合案内所(大分市街のデパートの1F)でしか買えないので、まずそこに行くまでの交通費が乗り放題の対象にできない、日付スタンプを押してもらった日だけ有効(当日から5日先までの1日乗車券まで購入できる)なので、買いだめしていつでも、という使い方ができない、そして意外と通用する区間が狭い(笑)
券面の裏に乗り放題の通用区間が書いてあるんだけど、かつて郊外線の発地点だった「金池ターミナル」とか、今はなき「芸術会館前」、どこにあったのか名前すら知らない「竹町西口」なんて、かなり前からもう存在しないバス停の表記もあるので、随分前(少なくとも10年やそこらではない)から全くこの券面台紙は更新されないまま、「いいやあんまり利用者いないし、使い切ったら新しいの作ろう」状態なんだろうな。
ここはひとつ広島電鉄のように「買いだめできていつでも使える1日乗車券」に倣って、もうちっと使い勝手のいい1日乗車券を作ってもらえませんかね。
ちなみに、乗り放題の範囲を大分市内まで広げた「1日乗車券ワイド(1,100円)」も売ってるんだけど、たぶん大分市民でも知らない人がほとんどなんだろうなあ。高齢者は全線1乗車100円になるワンコインバス乗車証で全範囲カバーできるし。