2018.02.22 Thursday
元気をもらった
女子パシュート。8年前のバンクーバー五輪から「ちょう面白えじゃんこれ!!」と見始めた競技。
アメリカが、準決勝の対オランダ戦を(銅メダルを賭けた3位決定戦に備えて)流したときは、ああこれ準決勝でカナダとまともにやりあった日本が不利になるじゃん…と不安になったんだけど、その日本の準決勝の相手カナダも流した。 これはスポーツマンシップに則っているのか? だったら「棄権」して準決勝パスして決勝やればいいんじゃないか? 来てる各国の観客の皆さんは、お金を払ってこんな「流される準決勝」を観たかったわけじゃないだろう、もっといえば放送権を時間いくらで買ってる各国の放送局とかついてるスポンサーに対してもとても失礼じゃないかと思ったんだけど。 思ったんだけど!! ここまでオリンピックに対して積もった不満とかイライラとかを全て浄化する、全てを洗い流す、全てを癒す、 女子パシュートの本当にお見事としか言いようがない、素晴らしい勝ちっぷりでの金メダル!! 他のどの国よりも、本当に3人のつかず離れずの距離の近さと、腕の振りまで一糸乱れぬ美しいシンクロぶり。 言いながら…オランダに0.5秒差リードされたときは「ああああああ」と悲鳴のような声が出ましたけど(笑) 42歳のおっさんが、生まれて初めてテレビに向かってそこそこの声出して「いけえええええ」言って応援しましたけど(笑) いやー、泣いた泣いた。ほんとに。気持ちいい感動の涙よ。 8年前のオリンピックハイライトで流れた、高木美帆選手に掛けられた幻の3つの銀メダルが、現実の、しかも金メダルに。 そして今回は決勝控えの菊地彩花選手も準決勝を走っていたので、4人全員で金メダル!! 普段ほんとにスポーツなんて野球もサッカーも観ないひとなんだけど、冬季五輪だけ別格。 サイコーでした。我がことのように幸せな気持ちになりました。 |