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横川シネマにいずこねこの映画を見に行ったのです。
「いずこねこ」とは何者なのか。

えーと、ごめん実はよく知らない(笑)

たぶん詳しいひとに聞くと1時間ぐらい、いずこねこについて語ってくれるんだろうけども、おいらにとっては実はどうでも良かったりもする。

かつてTomato n' Pine(トマトゥンパイン:トマパイ)というアイドルユニットがいて、そのプロデューサーであり作詞家であったジェーン・スーさんに会いに西宮やアシパンに遠征したことはこのブログにも書いたことがあるが、そのトマパイがホスト役として主催していた月イチのクラブイベント「PS2U」のUstream配信でいずこねこを知った。


PS2U、2012年11月の回だったが、正直歌はあんまり上手じゃなかった印象。ただ、フロアの観客を上手に煽ってたり、1曲歌い終わるごとに大阪弁のイントネーションで「ありがとぉ〜」ってゆってたのが非常に可愛かった。あらかじめ楽曲の歌詞にmixが織り込まれていたり、歌詞にやたら「にゃ〜」とか「にゃん」とか入ってて、非常に特徴のあるアイドルソングなんだけども、歌詞はなんとなくネガティブな内容だったり、曲調もなんとなく暗い感じだったり。

ネットとかを調べて、CDを入手したら見事においらのツボにハマって、iTunesではほぼ全曲が★5つにしてある。とにかくその、大所帯でテキトーすぎる楽曲が多い昨今のアイドルの中、よく出来た楽曲、よく出来たコンセプト。(※個人の感想です)

どうやら、「いずこねこ」というのはアーティスト名でもあり、プロデューサーのサクライケンタ氏と、歌い手の茉里さんって方のプロジェクトユニット名のようだ。ネット上では「いずこねこ(茉里)」のような表記をよく見かける。

ところが、今年の8月、突如としていずこねこは活動を終了してしまった。

茉里さんはその後も「ミズタマリ」という名前で、元BiSのカミヤサキさんという方と「プラニメ」という新ユニットを組まれて活動をなさっている。おいらも一応プラニメの楽曲聴いてみたんだけども、どうやらこれはどちらかというとその「BiS」のほうのイメージに寄せている感じなのか。正直全くハマらなかった。

いずこねこは「8月で活動終了」としながらも、クラウドファンディングで資金を集め、いずこねこ主演の「最初で最後の映画」を制作し、その映画のプロモーションに関する活動のみ、いずこねことしての活動を継続するという非常に特殊な延命措置が取られている。

その映画ってのが、「世界の終わりのいずこねこ」。

広島の「横川シネマ」ってとこで、11月9日(日)の夜18:30から、先行上映ですって。


しかも11月9日っていうのはその、いずこねこ・茉里さんの誕生日、当日だったりしたのですよ。

世界の終わりのいずこねこ 公式サイト
http://we-izukoneko.com/
  
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    | 水無瀬ナルウ | - | 23:23 | comments(3) | trackbacks(0) |
    weisさん

    深い分析してくれて難しいこといっぱい書いてくれましたが、さすがにアイドルのメインターゲットは20〜30代の非リア充男性だと思いますよ。サブカル女子がちょっと目をつけたくなる素材ではあるので、そのぶんの女子の共感はプラスされてると思いますが。

    どこぞの大所帯アイドルと違って、ずっと聴いてられるクオリティーだと思うんですけどいかがでしょう。おいら的には、この楽曲性がもうここで途切れてしまうことがものすごい寂しいです。
    | 水無瀬ナルウ | 2014/11/13 11:07 PM |

    売れる作品を作るだけなら、アイドルソングにする必要はないのです。
    単に女の子の中にある猫属性にクローズアップした作品を作れば良い。
    それは女性受けのするコンテンツとして成立する筈ですから。

    ただ、それだけじゃない。
    男性にも共感して貰える様に構成し、更にアイドルソングとして成立させる。
    これはただならぬことです。
    このまま消えるのが勿体無いほどの、壮大な実験だと思うのです。
    | weis | 2014/11/13 1:22 AM |

    楽曲について。
    猫を擬人化、じゃない。
    女の子の中の猫属性にクローズアップしたイメージ。
    自分はそう感じました。
    綺麗に整理されたサウンドには、野良猫の持つ荒々しさは感じず、理知的な人間性を感じます。
    メロディラインもそう。
    一曲一曲はまるで違う個性を見せますが、「いずこねこ」という多面体に様々な角度から光を当てている。
    どんな言葉が一番伝わるのか分かり兼ねますが、「いずこねこ」というキャラクターを描くうえで、暗黙のルールというか、ある種の縛りというか、そういう類の物を課している気がします。
    コンセプト、プロット。
    相当頑張って練られたのではないでしょうか。

    女性の共感を得やすい、女の子の中にある猫属性をモチーフに。
    それだけじゃない、アイドルさんに歌ってもらい、アイドルソングとして、男性の目に魅力的に映る媒体として成立させる。
    これだけでも難しいと思います。
    それを、ここまで様々な距離感・角度で描き切る。
    頭の下がる思いで聴いています。
    いやはや、全く。
    | weis | 2014/11/13 1:15 AM |










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