ヘキサゴンがテコ入れの時期にさしかかっている。システム的にはわりと完成度が高いクイズ番組なのだが、現在よりも「バッテンクイズ〜」の深夜時代のほうが、クイズ番組としては面白かったのでちょっともったいない気がする。
「『セーブ崩し』は1度小さく正解を書き、消してから」なんてルール、ヘキサゴンの肝である駆け引き要素を1つ潰しているようなモンだもの。序盤戦のわりと簡単な問題にわざと間違えて、「この人はものを知らない」と思わせておいて後半の難しい問題を正解する、とかが出来なくなった。
特にオープニングのどうでもいいアンケートクイズに「×」賭けるのは、やめてほしいなあ…60秒クイズは、ヘキサゴンステージの前に解答者の基本的な「常識力」が解るという意味でまだ許すけど。
…で。
高島 彩アナ。なんと、深夜時代から今回も含めて全4回出場、負け無しの4連覇という偉業達成。毎回、3人以下になってからの、また「×2」からの勝負強さが神がかり的。前述の「駆け引き要素」を実は自分の中で駆使しているのかもしれないが、「セーブ」がかかって、当然正解しているであろう問題をマジ誤答していたり、かと思えば出題者にとっての「ラッキー問題」ともいえる常識外の難問を、偶然さらっと答えていたりする。
今回は正解率88%で、「筋肉バカ相手にストレートな知識量で勝ち」。バラエティー畑で素直なリアクションをしてしまう小池栄子(もしくは筋肉バカを相手にしていた小池栄子?)は、束になっても敵わないのね。